【連載】SDGsビジネスに挑む起業家たち 第16回

過剰在庫問題から社会課題と向き合う - 「在庫分析SaaS」の挑戦 - SDGsビジネスに挑む起業家たち(16)
これからの未来に向けて、ただのポーズ取りではなく、人類が本気で取り組まなければならないSDGs(持続可能な開発目標)。本連載では、国内における起業家やスタートアップを中心にビジネスの話に加え、今後の企業における事業展開にも重要性が帯びてくるSDGsに関する考え方を紹介します。

「マイナビニュース」の「TECH+」でSDGs×ビジネスに関する連載を2022年4月より開始しました。SDGs軸で事業をしている起業家や投資家などに話を聞いていく内容です。

第16回では、在庫を利益に変える在庫分析クラウド「FULL KAITEN」の開発・提供を行うフルカイテン代表取締役CEO 瀬川直寛さんにお話を伺いました。

小売業界から注目を集めるFULL KAITENは、AIを用いてEC・店舗・倉庫にあるすべての在庫を予測・分析し、商品力をワンクリックで見える化するシステム。

セールに頼らず商品を正規価格で販売したり、在庫の回転率を上げたりできれば、商品を無駄に捨てることは少なくなり、それを求める生活者のもとへ適切に届けることができ、ひいては地球の有限な資源を生かしたモノづくりができている状態になります。そんな理想のあり方をサポートする、FULL KAITENの仕組みに迫っています。

3度の倒産危機を経て作られたFULL KAITEN、瀬川代表のドラマティックなストーリーも読み応えがあるはずです。同社のnoteもおすすめですよ。