【連載】SDGsビジネスに挑む起業家たち 第18回

「マイナビニュース」の「TECH+」でSDGs×ビジネスに関する連載を2022年4月より開始しました。SDGs軸で事業をしている起業家や投資家などに話を聞いていく内容です。

第18回では、2023年1月に新設された資生堂 R&Dサステナビリティ&コミュニケーション部 部長の大山志保里さんにお話を伺いました。

資生堂では研究開発(R&D)の強化を目的に、独自の研究開発理念「DYNAMIC HARMONY」を制定しています。そのDYNAMIC HARMONYの1つにプレミアム感と環境共生を両立する「Premium/Sustainability」があり、「人や社会や地球環境への尊重・共生と、効果や上質なデザイン、感触などから感じる満足感を両立させる、資生堂ならではのサステナブルな価値創出に挑戦」するとの思いが込められています。

そのうえで、高い機能性と持続可能性を両立する、循環型の原料・製品開発を推し進めているのです。そんな同社の取り組み事例を複数紹介した後、大山さんに資生堂の「人や社会や地球環境への尊重・共生」していく在り方を尋ねています。

化粧品の“中身”だけではなく、容器を含めた“外身”の両面での立体的なアプローチを通じて、サーキュラーエコノミーの実現に大きく貢献していく同社の取り組みから目が離せません。