【連載】SDGsビジネスに挑む起業家たち 第5回

野菜収穫体験が「持続可能な農業」の入口になる - タベモノガタリ 竹下友里絵代表 - SDGsビジネスに挑む起業家たち(5)
これからの未来に向けて、ただのポーズ取りではなく、人類が本気で取り組まなければならないSDGs(持続可能な開発目標)。本連載では、国内における起業家やスタートアップを中心にビジネスの話に加え、今後の企業における事業展開にも重要性が帯びてくるSDGsに関する考え方を紹介します。

「マイナビニュース」の「TECH+」でSDGs×ビジネスに関する連載を2022年4月より開始しました。SDGs軸で事業をしている起業家や投資家などに話を聞いていく内容です。

第5回では、社会起業家集団であるボーダレス・ジャパン傘下で規格外野菜に関する事業を行うタベモノガタリ 代表取締役の竹下友里絵さんにお話を伺いました。

起業後に事業化した、規格外野菜のフードロス問題に取り組む「八百屋のタケシタ」を経て、現在は収穫体験「やさいハンター」をメインの事業として展開しています。

収穫体験を通じてその有機農家を知った顧客が、彼らから野菜を直接購入するようになり、顔が見える関係性でやりとりが行われる未来を描く竹下さん。有機農家の中長期的な事業継続、持続可能なビジネスを支えていくお話が印象的でした。