【連載】SDGsビジネスに挑む起業家たち 第19回

「マイナビニュース」の「TECH+」でSDGs×ビジネスに関する連載を2022年4月より開始しました。SDGs軸で事業をしている起業家や投資家などに話を聞いていく内容です。

第19回では、宇宙スタートアップ企業のアストロスケールホールディングス CEO 岡田光信さんにお話を伺いました。

2013年5月の創業から2023年で創業10周年を迎えるアストロスケールは、宇宙空間に存在するスペースデブリ(宇宙ゴミ)の除去を含む「軌道上サービス」を提供し、宇宙の環境改善や持続可能な利用を目指す、宇宙スタートアップ企業。

これまでに2機の衛星を打ち上げ、JAXA(宇宙航空研究開発機構)や低軌道衛星通信サービスを提供する米国ベンチャー企業、OneWebなどともコラボレーションするなど、グローバルで事業を展開し、世界的にも高い注目を集める企業ですが、これまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。

創業当時「宇宙のゴミを除去するサービス」の市場は存在しませんでした。同社が自ら市場やビジネスモデルを作り、世界のルールメイキングにも携わってきて今があるともいえます。その道のりを振り返っていただきました。