【連載】SDGsビジネスに挑む起業家たち 第7回

「誰もが後継者探しをできる世界へ」 - relayが作る事業承継の新しい形 - SDGsビジネスに挑む起業家たち(7)
これからの未来に向けて、ただのポーズ取りではなく、人類が本気で取り組まなければならないSDGs(持続可能な開発目標)。本連載では、国内における起業家やスタートアップを中心にビジネスの話に加え、今後の企業における事業展開にも重要性が帯びてくるSDGsに関する考え方を紹介します。

「マイナビニュース」の「TECH+」でSDGs×ビジネスに関する連載を2022年4月より開始しました。SDGs軸で事業をしている起業家や投資家などに話を聞いていく内容です。

第7回では、事業承継マッチングプラットフォーム「relay(リレイ)」を展開するライトライト代表取締役 齋藤隆太さんにお話を伺いました。

relayの特長は「売り手情報をオープンにしていること」。売り手情報の開示リスクがほとんどない家族経営の企業や取引先が限定された企業などの小規模事業者だけを対象にしています。

少子化が進む今、事業を子どもや親族に継げない人は決して珍しくありません。後継者不足という理由で「黒字廃業」を選択する事業者も増えています。

国もそんな現状を踏まえ47都道府県に事業承継・引継ぎ支援センターを作っています。それらの自治体とも連携し、relayは事業承継の新たなスタンダードを切り拓いていく存在になることでしょう。